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【文庫】高次と善兵衛
柿崎一
京極家再興という重荷を抱えながら必死に生きる高次は、姉の竜子や腹心の部下、善兵衛に支えられ、戦国の世を渡っていく。「蛍大名」とそしりを受けながらもぐっと堪える高次に去来する想いは、どんなものだったのか。すべては家を守るため──この一念で秀吉、家康を相手に重い決断をしてきた男と辛酸を舐めながらも主君を信じ抜いた男を通して、どう生きるかを考えさせられる歴史小説。
ISBN:978-4-286-28252-7
定価:770円 (本体 700円)
発刊日:2026/10/15

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【文庫】めおとの左甚五郎
白蔵盈太
三度の飯より彫り物好きな天下一の彫り物職人、左甚五郎に異変!? 二年前に死んだはずの妻、美弥と新たな生活を始めた甚五郎だったが、職人としての自分に迷いが生じる。そんな時、持ち込まれたある勝負。相手はまさかの人物だった。甚五郎への愛ゆえに思い悩む美弥、弁天様との関係、政五郎や伊蔵の想い。憂愁の日々を乗り越えた先で甚五郎が得た幸せのかたちとは。人気シリーズ完結編!
ISBN:978-4-286-27928-2
定価:858円 (本体 780円)
発刊日:2026/10/15

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【文庫NEO】カフェ木漏れ日の縁結び
位ノ花薫
「植物ゆずります。ただし、相応しい人に」──そんな札を掲げたカフェには、今日も植物を手放したい人と迎えたい人が訪れる。結婚につながるワイルドストロベリー、不幸になるサンセベリア。植物の数だけ、持ち主たちの想いがあり、弟と店を営む音羽にも忘れられない過去と手放せない一鉢があった。植物が運ぶ出会いと別れの先で、止まっていた時間が動きだす。植物がつなぐ再生の物語。
ISBN:978-4-286-28261-9
定価:814円 (本体 740円)
発刊日:2026/09/15

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犬は嫌な目つきをしない
浅野竜
四十歳を間近にして結婚することになり、真っ先に思ったのは、犬を飼いたいということだった。なぜ犬が好きかといえば、私が孤独な子どもだったからだろう。生後三カ月でポリオに罹り、左脚に後遺症を負ったため、ふだんから一人遊びが多くなり、飼い犬はいつもそばにいてくれた。子育てにおいて、わが子に強い心理的影響を与えるのは、親が生きてこられなかった人生であるという。妻や子どもと暮らしながら、露呈した未熟さを、私はここでも飼い犬や猫に助けられた。第5回Reライフ文学賞長編部門最優秀賞受賞作。
ISBN:978-4-286-28152-0
定価:1,320円 (本体 1,200円)
発刊日:2026/09/15

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福祉の小道
皿海碩
戦争下の幼少期から故郷での思い出、家族との絆や別れ、学生時代などをたどり、児童養護施設・重症障害児施設・特別養護老人ホームでの福祉実践を振り返る自伝的随想集。戦争体験、福祉への信念、震災や国際交流を通して、一人の人生と社会へのまなざしが描かれている。「祖父母から子、孫に至る皆が健康で、仲よく楽しく生活できることを、世界の人々の目指す最低の目標に」と著者は言う。
ISBN:978-4-286-27889-6
定価:1,320円 (本体 1,200円)
発刊日:2026/08/20

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月の華
由南りさ
天体観測所で働く青年・安藤仁。連れられていった夜の店で出会った“レイナ”という女性は、昼の光が似合う、どこか孤独な人だった。星を語る男と、闇の中で生きる女。少しずつ心を通わせるふたりだったが、彼女には逃れられない過去と、夜の世界の影が迫っていた。「俺が君を守る」愛する人のため、青年は封じていた“もう一つの世界”へ足を踏み入れる…。
ISBN:978-4-286-27881-0
定価:770円 (本体 700円)
発刊日:2026/08/15

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指輪物語 倭国の指輪 第8巻
向井啓
神話と古代史を行き来するファンタジー大河小説の完結編。黄金の指輪は邪馬台国に、珊瑚の指輪は邪馬奴国に。二つの指輪が導いた最終決戦の火蓋が切られる! 邪馬台国は漢の国の後ろ盾を強固なものとするため、一大率の難升米を中心として大陸への派遣団を組織する──。卑弥呼と壱与のあざなえる縄のごとき関係に倭国の栄光と悲劇が見事に描写されている。
ISBN:978-4-286-27107-1
定価:2,200円 (本体 2,000円)
発刊日:2026/08/15

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即興遊びの達人が通る
酒菜亭強太郎
たかが遊び、されど遊び。遊びにも仕事や勉強と同じように、やる気がなにより大切だと気がついた。それにはまず、遊びの表面に溜まった埃をポンポンと叩いて払い落とし、夢中にさせるような面白味で中身を満たすことだ。遊びを楽しむのはそれからだ。そう、いくつになっても、本気で馬鹿やってられるのが勝ちなんだぜ。
ISBN:978-4-286-27912-1
定価:770円 (本体 700円)
発刊日:2026/08/15

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あの頃黄色だった僕のまだまだ黄色い物語
津軽海渡
55歳の一樹は、体の不調を抱えながらフルコンタクト空手に打ち込む日々。ある日、孤独な中学生の甥・拓磨を引き取ることに。かつての自分のようにいじめの傷を抱える拓磨と、一樹は空手を通じて魂を共鳴させていく。宮古訛りで家計を支える妻・せっちゃんの深い愛に包まれ、ぎこちなくも本当の家族になっていく3人。苦い現実に直面しても前を向く、爽快なカタルシスに満ちた感動作!
ISBN:978-4-286-27890-2
定価:1,540円 (本体 1,400円)
発刊日:2026/08/15

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天国のブルース
サトウマロウ
定年退職した園田は、しばしの解放感を味わうも、やがて空虚さと喪失感に苛まれる。かつての同僚・貴子が営む喫茶店に通い、ささやかな居場所と新しい自分を見つけた園田は、やがて昭和の時代を彩ったムード歌謡を元にした、自作ブルースの創作に新たな生きがいを見いだしていく。第二の人生の孤独と再生を描く静かな長編。著者による十一曲の簡易楽譜を収録。
ISBN:978-4-286-27878-0
定価:880円 (本体 800円)
発刊日:2026/08/15