彼我試文
現実に楔を打つように対峙しながら小説の自律と可能性を問う。
塩崎英彌、初の散文集。
わたしには、安息=平和が無い、つまり思想が無い、わたしには、想念が無い、つまり世界が無い、わたしには、記憶が無い、喩えれば白、黒、灰色の、自己、色の無い世界つまり、人間で無い、(中略)わたしには、食要求が無い、食べるべき、偽の、義務しかない、義務、義しい務め、わたしには、楽しみにおいて、満足感が無い、つまり満たされた充足感、つまり幸福が無い(「序」より)
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わたしには、安息=平和が無い、つまり思想が無い、わたしには、想念が無い、つまり世界が無い、わたしには、記憶が無い、喩えれば白、黒、灰色の、自己、色の無い世界つまり、人間で無い、(中略)わたしには、食要求が無い、食べるべき、偽の、義務しかない、義務、義しい務め、わたしには、楽しみにおいて、満足感が無い、つまり満たされた充足感、つまり幸福が無い(「序」より)
■塩崎英彌 全作品
詩集『溺れる海』(1974年、私家版)
詩集『クロッキーの余白』(1980年、時哨社)
詩集『夜、恋人たち』(1990年、新風舎)
詩集 『消息』(2002年、新風舎)
詩集『病葉抄』(2022年、私家版)
詩集 『止やむをえず』(2023年、私家版)
小説『彼我試文』(2024年、文芸社)
※この情報は、2024年7月時点のものです。
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