逃亡者オネシモ
聖書の中の1ページ半しか記述のない「ピレモン書」を
小説としてまとめた渾身の一冊。
使徒パウロの書簡「ピレモン書」をもとに、逃亡奴隷オネシモの一生を辿る物語。AD60年、オネシモはコロサイのピレモンの農場で出会った使徒パウロになんとしても会いたいと思い、農場の金を盗み、逃亡奴隷となる。彼がなぜ奴隷になったのか、なぜパウロに会いに行ったのか、逃亡奴隷の身でどうして遠路ローマにたどり着けたのか。それらの謎を、古代西洋史の学者の夢の中で解き明かす。








