夢と共に生きる
宝くじ小売人三代の物語
戦後復興を支えた第一回宝くじから八十年。
何百万もの「夢」を手渡してきた一家の話。
運はね、待ってもこない。自分で取りにいかなくちゃ!と幸運の女神と呼ばれた艶子は言っていた。戦争が終わり、家は焼け、物もない時代、東京・小岩で八巻家は宝くじを売り始めた。「当たりますように」一枚のくじに託されたのは、お金だけではない。家族への願い、人生を変えたいという希望。祖父・務、母・艶子、叔母・良子から次代へ。人々の夢を支え続けた八巻家、八十年の記憶。








