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髪と家族

吉川佳英子 (よしかわかえこ)

母、叔母、私。
三人の女性たちが「髪」を通して老いのドラマと向き合う。

42歳の大学職員の「わたし」は、仲の良い叔母・祐子がウイッグを買うのにつき合ったのをきっかけに、髪について考えるようになる。ある日、母の淑子のがんが再発し、入院することになった。離婚後、女手ひとつで自分を育ててきた母に対する想い、そして別れた父に連絡をとることへの戸惑い──「髪」を通し、3人の女性たちが老いと向き合う姿を軽やかに描写した小説。

定価:1,210円 (本体 1,100円)

判型:四六上

ページ数:112

発刊日:2023/03/15

増刷情報:2刷

ISBN:978-4-286-27042-5

ジャンル:小説・エッセイ > 小説 > その他

著者プロフィール

奈良県出身。
愛知工業大学教授。
パリ第3大学文学科博士課程修了。博士(文学)。
明治大学兼任講師。
専門は現代フランス文学、主にプルーストを研究。
他にフェミニズム文学、ジェンダー理論など。
主な著書に『La Genèse des Cambremer dans A la recherche du temps perdu, esthétique et snobisme』(Presses Universitaires du Septentrion/1999)、『「失われた時を求めて」と女性たち』(彩流社/2016)、『Index général de la Correspondance de Marcel Proust』〈共著〉(京都大学学術出版会/1998)、『大阪大学記念論文集 Correspondance』〈共著〉(朝日出版社/2020)、『セクシュアリティ』〈共著〉(水声社/2012)、『フランスと日本 遠くて近い二つの国』〈共著〉(早美出版社/2015)など。主な訳書にラクシモヴ著『失われたパリを求めて マルセル・プルーストが生きた街』〈共訳〉(春風社/2010)、ジャン=ルイ・ドブレ、ヴァレリー・ボシュネク著『フランスを目覚めさせた女性たち』〈共訳〉(パド・ウィメンズ/2016)など。
日本フランス語フランス文学会、日本比較文学会、日仏女性研究学会、東アジア日本学研究学会、日本ペンクラブなどに所属。

※この情報は、2023年3月時点のものです。

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