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洗濯ばあさま
文:保坂まき子/絵:ウミノカズコ
「日曜日、白衣に身を包んだ薬師がやってきた。八十は過ぎているだろう。白いハタキのようなものを左手に持ち、『ハーオハーオ』。オランダ語のあいさつだそうだ。すごいすごい。糸子の前に立ちハタキのようなものを振る。次は右手のカバンから赤いガラスの玉を出し──」(「薬師登場」より)。時空を超え、ユーモアたっぷりに、様々なシチュエーションで繰り広げられる独創的な絵本。
ISBN:978-4-286-25833-1
定価:1,210円 (本体 1,100円)
発刊日:2025/01/15
POD書籍
「干天の慈雨」と呼ばれた 西嶋八兵衛さんの挑戦
本條忠應
江戸時代のはじめ、90以上のため池をつくり、干ばつが多発し飢饉の多かった讃岐(香川県)を救った人物がいました。浜松出身の西嶋八兵衛さんです。彼はどうして讃岐に来て、ため池を作るようになったのでしょうか。またそのため池はいかなる工法で作られたのでしょうか。彼の足跡を通じて、暮らしを支える仕事や郷土の歴史に関心を持ってもらうことを目的とした郷土史絵本です。
ISBN:978-4-286-24312-2
定価:990円 (本体 900円)
発刊日:2024/11/01
電子版あり
桐壺のミカド日記
福田喜三
平安時代の貴族の暮らしを描いた大和絵10枚を、新源氏物語に見立てた1冊。物語は、1 朝廷に出勤する貴族ら/2 藤原一族の事件/3 宮中の年中行事/4 石山寺行幸/5 琵琶湖で源氏物語を発表/6 琵琶湖での祈祷/7 光の君誕生/8 桐壺更衣の死/9 比叡山和尚との密談/10 行幸、のドラマチックな場面で展開。そこに自由にストーリーを書き込んでいく創作絵本。
ISBN:978-4-286-25466-1
定価:1,320円 (本体 1,200円)
発刊日:2024/07/15
時空と共に ボリビア先住民の民話
原作編集者:フェリックス・ライメ・パイルマニ/THOA(アンデスの語り部)/ダニエル・コタリ・グティエレス/サン・ガブリエル ラジオ放送/訳者:栗原重太
「ボリビアは、日本からは地球の裏側、南米大陸の中央に位置します。アンデス高原に住むアイマラ族とケチュワ族、平原に住むワラニ族が代表的な先住民族です。南米大陸の先住民たちは日本人と同じモンゴル系人種で、言語や神、霊魂に対する考え方にも、日本語や日本人に近いものがあります。本書では、アイマラとケチュワの昔から語り継がれてきた話を紹介します」(「はじめに」より)
ISBN:978-4-286-20219-8
定価:1,320円 (本体 1,200円)
発刊日:2024/07/15
電子版あり
きみがだいすき1・2・3
文・絵:あいばしづか
日常で言葉と脳を育てよう──『この絵本が、子育てを毎日頑張る皆様にとって、「未完を楽しむ」子育て、脳育ての新習慣を始めるきっかけとなれたらとても嬉しいです。ゆっくり、ゆっくり、大丈夫です』(あとがきより)。「小さなことばの教室」を運営する著者による、療育と教育の架け橋をテーマにした、親子で楽しめる英語・日本語2か国語を使ったコミュニケーション絵本。
ISBN:978-4-286-24639-0
定価:1,320円 (本体 1,200円)
発刊日:2024/05/15
電子版あり
オーセッセン・ベーイプイプイの物語
麻野あさ
オーセッセン・ベーイプイプイ! ゴル爺の焼いた手焼きせんべいが子どもに!? おせんべいから誕生した子どもが少年カザムを誘い、旅立った。入り込んだワンダーランドで尾っぽの長い動物やクジラに出会うなど、不思議な体験をするファンタジー。どこかで、おせんべいから誕生した子どもを見かけたら、ぜひ声をかけてください! ステキな場所へ連れていってくれるかもしれません。
ISBN:978-4-286-24785-4
定価:1,210円 (本体 1,100円)
発刊日:2024/05/15
電子版あり
ばぁばのひとりごと
立石しづ子
戦死した学友の夢を叶えたいという思いから、仕事一筋となったじぃじ。頑固で不器用のじぃじに、ばぁばは侘しさを感じますが、喫茶店のマスターから自分への感謝を口にしていたことを聞き、じぃじへのわだかまりがとけるのです。そして、じぃじの席だった籐椅子に腰かけ、今日もじぃじとお話をするのでした。これからの時代を生きていく人々が、平和な世の中で過ごせますように──。
ISBN:978-4-286-24670-3
定価:1,320円 (本体 1,200円)
発刊日:2023/12/15
電子版あり
なっちゃんの旅スケッチ ホーチミン篇
青木夏子
歩道で食事をとる労働者、バイク三人乗りで子供を小学校まで送り届ける通学風景、汚れた靴で歩いていると追いかけてくる靴磨きの青年……。たくましくものんびりとした、そしてどこかなつかしさも残るベトナム・ホーチミンの町、人々、ファッション、食べ物などを、見たまま心のままに描きとめた1冊。がんを患いながらも、人生を謳歌し、旅を楽しんだ著者による、小さな旅のスケッチ。
ISBN:978-4-286-24297-2
定価:1,320円 (本体 1,200円)
発刊日:2023/07/15
電子版あり
保父と呼ばれていた
大羽洋
「僕が元気にさよならが/言えるようになったのは/働く母さんの手が 未来を/作っていると知ったから/六歳のちいさな別れは/さよならに さよならすること」(本文「保育園のさよなら」より)男性保育士の黎明期から、保育に携わり、現在も療育や発達相談の職務を続けている著者の、子どもたちへのエールや立ちはだかる現実の厳しい壁へのやるせなさetc.を赤裸々に綴った作品集。
ISBN:978-4-286-24145-6
定価:770円 (本体 700円)
発刊日:2023/06/15
電子版あり
ほろよいさかば
文・絵:おおしまあやの
どこの町にあるとも知れない「ほろよいさかば」。ちょっと変わったこの酒場の自慢は、料理上手のかーちゃんが作る「へちまき」という名のお通しと、大きなグラスになみなみとつがれるボルネオの一杯。お店にやってくる常連さんやご新規さんのたわいないやり取りと、妙においしそうなつまみ、ゆるーい酒場の雰囲気が楽しめる1冊。ユーモラスなイラストが癖になる、大人のための絵本。
ISBN:978-4-286-30069-6
定価:1,210円 (本体 1,100円)
発刊日:2023/04/07