桜の木の下で

奥田洋子 (おくだようこ)

精神を病んだ女性が「もう病には負けない」
という決意を込めて綴った自伝的エッセイ。

収入のない父に振り回され、両親は不仲で家庭内には冷たい風が──。幼い頃から経済的にも精神的にも不安定な生活を強いられ、「早く自立したい」と願っていた著者。デザイン学校を卒業後デコレーターとして働くようになったものの、離婚した親それぞれの家に通い世話をする日々を送るうちに、精神を病んでしまう…。統合失調症と診断され、現在は快復への道を歩んでいる著者が、病に打ち克とうという想いを込めて綴った、壮絶な自伝的エッセイ。

定価:1,100円 (本体 1,000円)

判型:四六並

ページ数:72

発刊日:2004/01/15

ISBN:4-8355-6904-0

ジャンル:医学・健康・看護・闘病 > 看護・闘病 > 看護・闘病

著者プロフィール

昭和31年生まれ。東京デザイナー学院卒業。著書に「私エッセイ」(愛知出版)、「絆/巡恋歌」(文芸社)がある。埼玉県在住。

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