扁鵲

上村義徳（うえむらよしのり）

死者を蘇えらせるとまでいわれた中国
の薬王扁鵲の、波乱に満ちた歴史小説。

(社)日本図書館協会選定図書

「史記」の扁鵲倉公列伝に、中国戦国時代の漢方医として初めて名を残した扁鵲。史記およびその後の史書に、名医の列伝が記されたことは扁鵲と倉公をおいてほかにない。死者を蘇えらせるとまでいわれた薬王扁鵲の、波乱に満ちたファンタジーストーリー。秘法の医術書《黄帝内経匿口（こうていだいけいとっく）》を求めて、危険な旅に出た扁鵲の強靭な意志は、次の世代に受け継がれた──。

定価：1,760円 (本体 1,600円)

判型：四六上

ページ数：364

発刊日：2007/08/15

ISBN：978-4-286-03270-2

ジャンル：小説・エッセイ > 小説 > ファンタジー