灯綴り
京都ライトハウスからの贈り物
人生の途中で視力を失った人達が、
絶望の淵で新たな希望の光を手に入れる感動の物語。
パソコンインストラクターとして働く33歳の塔子は、『網膜色素変性症』で徐々に視力を失っていった。家族皆が失望に沈む日々と、中途失明の人のための視覚障害者訓練センター「京都ライトハウス」を探しあててから希望を見出していくプロセスを描いた、実話に基づいた小説。希望を失わず生きていくことの大切さを再認識させてくれる作品である。