マッカーサーの占領政策は本当に日本を再生させたのか
1945年より日本人の心は変えられてしまった
マッカーサーの占領政策を検証しながら、
日本の将来はこのままでよいのかと警鐘を鳴らす。
戦後の日本におけるアメリカ流の占領政策が、現在の行き過ぎた個人主義や拝金主義などの源流になっているのではないかと指摘する。また本書は、戦後の相続税制度ができるまでの歴史的経緯や相続税負担の現状と、それが地域社会にもたらす弊害を明らかにする一方、高齢化とともに社会保障費の財源をどうすべきかを考察しながら、日本のあるべき姿を広く国民に問う啓蒙書である。