【文庫】シニアのための「反」読書論
読書の最大の効用は読み返すことが可能なことだ。
シニアの読書で回春できる歓びを指南。
「後悔先にたたず」という。だが、人生は長い。「日々に新たなり」ともいう。60歳は、文字通り「還暦」、人生の折り返し点になった。何度でも挑戦、再挑戦することが可能になったのだ。ただし、若い時にやらなかったことに、再び挑戦することは、思っているほど簡単ではない。なにより「体力」が許さない。でも「脳力」がある。シニア(新人)がシニア(玄人)になるための読書論。
※本書は、2011年6月、文芸社より刊行された『もし20代のときにこの本に出会っていたら―後悔しないための読書―」を大幅に加筆・修正し、文庫化したものです。