【文庫】はるか青春 激動の昭和転換期(1968〜72)極私的クロニクル
60年代後半は、みな見果てぬ夢にむかうイカロスだった。
濃密な時代を描いた自伝小説!
書評新聞編集者の仕事についていた私は、いつか会社を飛び出しフリーのジャーナリストになる、会社はそれまでの修行の場と勝手に思っていた。いつも現場を重視し、愛用のカメラを携帯し、騒乱の現場に急行した。ベトナム戦争、大学闘争、成田三里塚闘争、70年安保闘争と、新米記者は喧噪のなかで見て、書いた!! 60年後半から70年前半を活写した自伝的小説。