私の愛した日本映画 四人の名匠<下巻>
小津安二郎 監督 溝口健二 監督
昭和を代表する映画監督、小津安二郎、溝口健二の作品を、
独自の目線で検証した一冊。
「東京物語」「晩春」など、世界的に高い評価を得て、その後の映画界に大きな影響を与え続けている小津安二郎、「西鶴一代女」「雨月物語」など、「女性映画の巨匠」として、文芸作品でも独自の境地を描いた溝口健二。子どもの頃から映画を愛し、映画館に通い詰めた著者が、独自の目線で、それぞれの作品群を紹介、評論した意欲作。古き良き時代の「シネマ」の雰囲気が蘇ってきます。