人生は終わりなき旅路 上巻
現代日本の老若男女、まもなく死に直面する団塊世代諸氏に問う
作者渾身の一作前篇。
ある医学生が、女性問題等でつまずき、大学を中退してしまう。エリートコースを滑り落ち奈落の底であえぐ日々……次々に遭遇する数奇な出来事……そして死との関係、苦悩の果てにようやくたどり着いた人生の結論は……。現代日本の老若男女に欠けているものは一体何か。特に、まもなく自身の死に直面する団塊世代の諸氏に問いかける作者渾身の一作。上下巻の壮大なスケールで描かれる。