継承

田畑久美子（たばたくみこ）

長年、茶道に携わってきて学び、
感じたお茶の“心”と経験を丁寧に語ったエッセイ集。

“茶道”は格式ばったものではなく、望めば誰でもすぐにできる、自然に即した道理にかなったものなのです。お茶をしてこなかった方には少しでもその世界をお伝えできたら、お茶をしたことのある方にはどこかで共感していただけたら……。お茶の道を歩み、継承していく、興味深く香り高いエッセイを多数収載。物資過剰な現代の世に、お茶の奥深さと安らぎをどうぞ。

定価：1,100円 (本体 1,000円)

判型：四六並

ページ数：136

発刊日：2020/04/15

ISBN：978-4-286-21353-8

ジャンル：小説・エッセイ > エッセイ > その他

著者プロフィール

石川県金沢市生まれ。東京都在住。
1961年に金沢泉丘高校を、1965年に金沢美術工芸大学を卒業。
文筆活動においては、コスモス文学新人賞の「奨励賞」を4度、「新人賞」を5度、シニア文学新人賞の「新人賞」を2度、コスモス文学賞の「奨励賞」を1度、受賞している。
また著書『ポンポンポン子』では、コスモス文学「出版文学賞」を受賞。
水彩、油彩などの絵画も制作している。
現在、茶道裏千家正教授。

■著書
『ポンポンポン子』（2004年、文芸社）
『こずかたの恋物語──私の光に向かって』（2007年、文芸社）
『母のソプラノ』（2009年、文芸社）
『こんなだった訪欧記』（2011年、文芸社）
『一九七七・沖縄をゆく』（2011年、文芸社）
『人は鏡世は鏡』（2012年、文芸社）
『続・人は鏡世は鏡』（2013年、文芸社）
『かわせみ』（2014年、文芸社）
『続々・人は鏡世は鏡』（2016年、文芸社）
『映照』（2018年、文芸社）

※この情報は、2020年4月時点のものです。