難病を生きる人々
─重症筋無力症という病気と出会って─
小児科医としての長年の経験と知見をもとに
重症筋無力症の病態を解析する医学論考!
重症筋無力症とは、神経と筋肉との間にある神経筋接合部で起こってくる異常のために、そこで本来行われる情報伝達ができなくなり、筋力低下や易疲労性といった症状を惹起する疾患。現在市立宇和島病院小児科に勤務する著者が、小児科医として40年に及ぶ豊かな経験と知見をもとに、重症筋無力症(MG)の病態を具体的な事例を通して解析する医学論考!