17秒のむこうに
前に進むために捨ててきたものを、再び取り戻そうとする、
ある青年クリエーターの物語。
モデルのドタキャンで、海辺のレストランに居合わせた大学院生・理夏に臨時モデルを頼んだクリエーターの幹。カメラ越しに彼女を見ていた時に昔の「熱」とも言える感覚が一瞬蘇ったがすぐに消えてしまう。幹は昔の恋人・夏美と話をし、その感覚が何であったかを知るヒントを得る。そして物語は久しぶりの2人のドライブ、蘇った感覚の意味を解明するクライマックスへと繋がっていく。