幽霊よ さらば
─私と幽霊の交流記─
幽霊が来る、歩く、喋る!
あなたは、この事実が受け止められるか──実体験の記録。
私は物心ついた頃から「見えた」。正確に言うと、私が寝ている部屋に幽霊がいたのだ。長じて霊能者に聞くと、私自身が「霊道」だと言われた。これは、私が実際に体験したこと。だから記録に残しておきたい──子どもの頃、寝室にいた黒い影は、母が来ると隠れるずるい人。その後、しばらく遭遇しなかったが、大人になって再び現れるようになる。しかも複数のさまざまな幽霊が、である。