神様から授かった一度の人生
北潟の自然に育まれ、戦争と震災を経て、
電気の専門家として歩んできた著者の半生記。
昭和9年、福井県で卸小売業、漁業、農業を営む大家族の末っ子として誕生した著者。北潟湖の豊かな自然の中で成長した。第二次世界大戦、福井大地震、盲腸の化膿による手術など、数々の苦難に遭いながらも、高校卒業後、上京すると、電気工事店の見習いから始め、大学入学、東京都の技術職員に合格など、夢と希望を追い続けた。専門の電気関係の技術継承もまとめた半生記。