継承 2
茶道の経験のみならず、
そこから見出した人のありようなども綴るエッセイ集第2弾。
長年お茶の先生を務める著者の茶道への思い、さまざまなお茶会の経験、茶道を究める者としての一家言などを綴ったエッセイ集。第2弾となる本書では、1980年代から現在までのことを振り返っており、お茶をたしなむ人には特に興味深いものとなっている。第二部には半生の出来事を、第三部では著者の母親が茶道を主軸にして自らの心境をしたためたノートからの抜粋を収録。