明治政府測量師長コリン・アレクサンダー・マクヴェイン
工部省建築営繕、測量、気象観測への貢献
日本の近代化に多大な貢献を果たしながらも、
歴史に埋もれていたマクヴェインの評伝。
幕末から明治──日本近代化揺籃の時代、明治政府に測量師長として雇われたひとりのイギリス人。建築・科学技術の発展に多大な貢献を果たしながらも、その業績は顧みられることはなく、歴史の中に埋もれていた。明治政府の公文書を縦糸に、本人と家族や関係者による書簡を横糸に、入念な一次資料調査から、その足取りを辿り尽くした「マクヴェイン評伝」。