続・人生の百倍返し
生きる喜びと悲しみ
生きていくために 「本当に」大切なものは何なのか、
一緒に考えてみたくなる物語。
サラリーマン人生に終止符を打ち、妻の在宅介護に専念する山本直人。しかし勤めていた銀行は次の目標をなくし、教育財団は設立目的を見失っていた。社会的弱者への対応や遺産相続を巡る骨肉の争いなど、次々に降りかかる難題を前に、直人は何とかして、自身を築き上げてくれた人達に「恩返し」を果たそうと奔走する。そして本当の「生きる喜びと悲しみ」を知るのだった。