隠れ蓑
殺人事件が発生、そこには行方不明だった双子の妹の影が……。
息づまるサスペンス小説。
幼少期、美希は双子の妹とおじの三人で暮らしていた。ところが、8歳になった頃、おじは惨殺され、同時に、双子の妹が姿を消した。17年後、美希は殺人の罪を着せられて死刑の判決を受けた。事件の背後には消えた妹がいる。自身の無実を信じる美希は、獄中で悔しさ・怒り・憎しみ・苦しみ、あらゆる感情を書き綴り……双子の出生の影に潜む驚愕の真実とは? 入魂のサスペンス・ミステリー。