歌集2001年

中窪利周 (なかくぼとしちか)

過ぎゆく時間を拾い集め深遠なる響きへ留め残した
2001年に詠じた首を纏めた歌集。

「雪の舞う二〇〇一年元旦に今年こそはと思うことあり」。その時代の息吹を詠み、常に心に響く一首を求め、激動の一年を静かな言葉で綴る歌人の深い眼差しが人々に親しみやすさを届ける。日常の瞬間から歴史の転換点まで、読む者の心に寄り添い、共鳴する歌の数々から、静かな力で私たちの生きる時代を照らす、ふりかえる時間たちとして、2001年を纏めた歌集。

定価:550円 (本体 500円)

判型:A6並

ページ数:100

発刊日:2023/11/15

ISBN:978-4-286-24704-5

ジャンル:詩集・俳句・短歌 > 俳句・短歌 > 短歌

著者プロフィール

1958(昭和33年)、奈良県生まれ、奈良県在住。

■既刊
詩集『そして誰もいない海だけ』(1979年 MY詩集出版部)
詩集『過ぎ去りし日日の埋葬』(1984年 新世紀書房)
詩集『哀に棲む』(1987年 日本図書刊行会)
詩集『旅に在りて』(1996年 近代文芸社)
歌集『歌集2000年』(2005年 新風舎)
『へんろ道にて』(2021年 文芸社)

※この情報は、2023年11月時点のものです。

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