和服と私 昭和20〜30年代の風景
昭和20、30年代の生活の貴重な記録と、
祖母、母、孫と受け継がれる着物への思い。
着物文化が衰退していくなか、祖母から母、娘へと受け継がれる着物ストーリーと、昭和20、30年代の風景。お腹の中で終戦を迎えた幼子は、地べたを這いつくばっている大人を見た。戦中・戦後の女性の哀れさを大人になってから知った。むごい戦争のことを忘れてはならない。そして、小さい頃の楽しい出来事や、今では見られなくなったものたちなどを描く。