身近に知ろう「林 子平」

─教育家としての人となり─

大崎健二 (おおさきけんじ)

『海国兵談』を残したこの不運の〈賢人〉のことを
あなたはどれくらい知っていますか?

外圧が強まり始めた江戸時代後期、いち早く海防の必要性を唱えた者が仙台にいた。林子平──父の不祥事による家門の断絶、部屋住みという惨めな境遇にも屈することなく、近い将来日本が見舞われる危機を『海国兵談』などを出版し幕府に訴えたが、罪に問われてしまう。生涯独身を貫き教育家としての一面もみせていた、この不運の〈賢人〉のことをあなたはどれくらい知っていますか?

定価:1,320円 (本体 1,200円)

判型:四六並

ページ数:144

発刊日:2025/06/15

ISBN:978-4-286-25681-8

ジャンル:歴史・戦記 > 歴史 > 歴史 (日本)

著者プロフィール

1948年仙台市生まれ。
武蔵野音楽大学音楽学部卒業後、宮城県の高校教諭として勤務。
管理職で定年退職。
この間、宮城県音楽教育研究協議会会長、東北音楽教育研究会会長、全日本音楽教育研究会高等学校部会副会長を歴任。
高校退職後は、東北学院大学、宮城学院女子大学で、非常勤講師(教職関係科目)を務めた。
現在、一般社団法人仙台オペラ協会理事。

※この情報は、2025年6月時点のものです。

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