想い出はボヘミアングラスの氷のよう
仕事に挑み、旅を楽しみ、食とお酒を愛し、友と笑う。
人生の機微を描く随筆。
人生もまた、プロジェクトである。計画があり、実行があり、思わぬトラブルもある。そして最後は仲間と杯を交わし、感想戦を楽しむ。旅、山、料理、酒、そして将棋。仕事と遊びを横断しながら、八十五年を超えて歩んできた著者のまなざしは、どこかおかしく、どこかあたたかい。「やわらかな遊び心」こそが最高のマネジメント──、そんなヒントが詰まった、人生を味わうエッセイ集。







