ユーラシアのわだち(改訂版)

言語、民話、小話

下宮忠雄 (しもみやただお)

2022年6月刊『ユーラシアのわだち 言語、民話、小話』に
民話を追加した改訂版。

「ヨーロッパの歴史は、ヨーロッパの印欧語化の歴史である」(Ernst Lewy)。それをメルヘンでたどる興味深い世界を、ユーラシア大陸を縦横無尽に渉り歩く言葉の探究者が源泉に迫るエッセイ。民話「クリスマスの贈り物」、バスク民話、コーンウォール民話、グルジア民話、ラップランド民話などに、改訂版にはグリムのドイツ伝説「クッテンベルクの三人の鉱夫」を追加して紹介。

定価:1,430円 (本体 1,300円)

判型:B6変上

ページ数:196

発刊日:2022/12/15

ISBN:978-4-286-26027-3

ジャンル:小説・エッセイ > エッセイ > その他

著者プロフィール

1935年、東京生まれ。
早稲田大学、東京教育大学大学院、ボン大学、サラマンカ大学で英語学、ゲルマン語学、教会スラヴ語、印欧言語学、グルジア語、バスク語を学ぶ。
1967年、弘前大学講師、1977年、学習院大学教授。
2005年、同名誉教授。
2010年、文学博士。

■専門
ゲルマン語学、比較言語学

■主著
『Zur Typologie des Georgischen(グルジア語の類型論)』、『バスク語入門』、『ノルウェー語四週間』、『ドイツ語語源小辞典』、『ドイツ・ゲルマン文献学小事典』、『言語学I(英語学文献解題第1巻)』、『ヨーロッパ諸語の類型論(Toward a typology of European languages, 博士論文, 2010)』、『Alliteration in the Poetic Edda(Peter Lang, 2011)』、『グリム童話・伝説・神話・文法小辞典』、『デンマーク語入門』、『エッダとサガの言語への案内』、『オランダ語入門』、『ノルウェー語入門』、『アンデルセン小辞典』、『グリム小辞典』

■翻訳
『言語と先史時代』(ハンス・クラーエ著)、『按針と家康』(クラウス・モンク・プロム著、デンマーク語より)、『サンスクリット語文法』(M.Mayrhofer著, Göschen文庫, Berlin 1953;改訂版2021に日本語・サンスクリット語の語彙300語を載せた)。

※この情報は、2022年12月時点のものです。

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