ヒロシマの影

ウィルフレッド・バーチェット/訳者:金谷俊則 (うぃるふれっどばーちぇっと/かなやとしのり)

爆心地に初めて足を踏み入れた欧米のジャーナリストが
世界に報じた放射線被害の状況。

広島に原爆が投下されてから1ヶ月も経たない9月3日、イギリスのデイリー・エクスプレスの特派員だったウィルフレッド・バーチェットは単身で広島に入り、原爆による惨状と被爆者たちが奇妙な症状を呈して次々と死んでゆくありさまを「原爆による疫病」と名づけた記事で発表しました。この記事は検閲を逃れ、原爆による放射線障害の悲惨な状況を世界中に知らせることになったのです。

定価:1,650円 (本体 1,500円)

判型:四六上

ページ数:200

発刊日:2025/06/15

ISBN:978-4-286-26211-6

ジャンル:歴史・戦記 > 歴史 > 歴史 (日本)

著者プロフィール

●金谷俊則
1951年、広島市に生まれる。
広島大学医学部卒業。
専門は精神医学と一般内科学。
広島市在住の被爆二世。
著書に『吉川興経』、『武一騒動 広島・旧浅野藩下における明治農民騒 擾の真相』、『毛利隆元』、『ヒロシマ 叔父は十五歳だった』、上記の英訳版『Hiroshima : From the shadow of the grass』、『毛利隆元私見』、訳書にジョージ・R・キャロン&シャルロット・E・ミアーズ著『わたしは広島の上空から地獄を見た エノラ・ゲイの搭乗員が語る半生記』、ウィルソン・D・ミスキャンブル著『日本への原爆投下はなぜ必要だったのか』、シーン・L・マロイ著『日本への原爆投下とヘンリー・スティムソンの苦悩』、レスリー・スサン著『ヒロシマ・ナガサキを撮影した米軍兵士の生涯』、グレッグ・ミッチェル著『ヒロシマ・ナガサキの映像は隠蔽されていた 二人の米軍兵士と、制作されなかったヒロシマ・ナガサキの貴重な映画』、アンソニー・ドレイゴ&ダグラス・ウェルマン著『ヒロシマを生き抜いたロシア人女性』がある。

※この情報は、2025年6月時点のものです。

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