なが〜い、ひとり言
紆余曲折がありすぎながらも、
軽口をたたきながら前向きに進んできた女性の半生記。
貧しくて制服が買えず、進学もできなかった少女時代、働きながら専門学校に行き、バンドも組んで多忙を極めた二十代、一度結婚に失敗したものの、外国人の夫に出会い子供にも恵まれた三十代、しかし……。現在は、連れ合いと猫と珈琲を飲みながら、穏やかな日々を暮らしているが、ここに至るまでには紆余曲折がありすぎた。それでも軽口をたたきながら前向きに進んできた女性の半生記。