春のこと

原しおん (はらしおん)

雪国に育ち、春を待ちわびた少女の記憶が綴る、
命と季節を慈しむ珠玉エッセイ。

豪雪に閉ざされた故郷に吹く土ぼこりの匂い、盲目の瞽女の三味線、祖父母と歩いた畑や湯治場、愛犬リッキーとの再会──季節ごとの光と匂いを纏った体験が、歳月を越えて心の奥を温める。雪の痛みも夏の汗も、同じ血潮として語り掛け、読む者の遠い記憶をそっと呼び覚まし、胸に澄んだ風を吹かせる珠玉エッセイ集──幼き日の鼓動が甦り、生きる力を静かに照らす。

定価:550円 (本体 500円)

判型:A6並

ページ数:64

発刊日:2025/07/15

ISBN:978-4-286-26652-7

ジャンル:小説・エッセイ > エッセイ > 日常

著者プロフィール

1947年、新潟県生まれ。

※この情報は、2025年7月時点のものです。

書籍を購入

  • Amazonで購入
  • e-honで購入
  • セブンネットで購入
  • Honya Clubで購入
  • 紀伊國屋書店で購入

上記ストアの一部は、アフィリエイトプログラムを利用し書籍購入ページのリンクを紹介しています。

上記は文芸社の書籍を取り扱う主な書店の一例です。
いずれの作品も全国の各書店実店舗にてご注文いただけるほか、ブックサービスでは下記の方法でもご注文ができます。

  • ・電話注文:
    0120-29-9625
  • ・FAX注文:
    0120-29-9635
    (24時間受付)

PAGE TOP