【文庫】僕と親友と光州事件

長井朝美 (ながいあさみ)

韓国最大の悲劇、光州事件。
激動に呑み込まれた日本人学生の視点から描く社会派小説。

1979年。大学生の公平は韓国からの留学生ソンボと出会い、二人は親友となっていく。そんな折、軍事独裁政権が続いていた韓国で朴正熙大統領が暗殺され、民主化運動の熱は一気に高まっていった。帰国したまま連絡のつかないソンボを心配し韓国へと渡った公平。やがて彼は、激動の渦に呑み込まれていく──。卓抜した構成力で現代社会の悲劇と魂の再生を描いた社会派小説の力作、文庫化。

定価:792円 (本体 720円)

判型:A6並

ページ数:272

発刊日:2025/12/15

ISBN:978-4-286-26859-0

ジャンル:小説・エッセイ > 小説 > 歴史

著者プロフィール

千葉県出身。
貿易会社、編集プロダクション勤務を経て、現在はフリーライター。
著書に、『子供を誰にあずけますか』(新潮社)がある。

※この情報は、2025年12月時点のものです。

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