裏側の正義
許せぬ悪を前に、正義はどうあるべきか?
刑事・三浦慎太郎の苦悩を描いた警察小説。
横浜市の郊外の警察署に勤務する刑事・三浦慎太郎は、所轄内で起きた殺人事件を、先輩刑事と共に解決に導くが、その犯人・金沢竜二は未成年であった。数年後、被害者の母親が今なお後遺症に苦しむ中、出所した竜二は改心したそぶりも見せず、不良仲間とつるみだす。人知れず竜二を観察していた慎太郎は、己の信念に基づき、ある決意をする……。正義のあり方を問う、本格警察小説。







