ミサンガ記念日
22歳、看護師2年目で悪性黒色腫になった愛娘ミナ。
その闘病を父が綴る、深い愛の記録。
2015年秋。看護師2年目の愛娘、ミナの体に異変が見つかった。検査の結果、悪性黒色腫(メラノーマ)だという。すぐに入院治療が開始されるが、がんは若いミナの体をむしばんでいく。それなのに、多忙な著者は見舞いへ行くこともままならない。毎朝送るさりげないSNSメッセージが、娘と著者とをつないでいた……。短い生涯を生き切った娘の姿を、父の目を通して描く追悼の書。







