歌集 故郷のうた
愛する人と過ぎし日々を想い、
今を生きる私たちの心に、静かなぬくもりをともす歌集。
「故里を 訪ねてみれば 安らぎの 場所などあらず 山おし黙る」懐かしい声が、風の中から聞こえる。それは、幼き日の故郷、共に生きた人々の記憶。悲しみも、喜びも、すべてが人生の詩になる。愛する人を想い、過ぎし日々を抱きしめながら、今を生きる私たちの心に、静かなぬくもりと希望の灯をともす歌集。人生は苦労と哀しみが花である。すべての想いを三十一文字に込めて。







