歌の力 物語る力

屋繁男 (おくしげお)

言霊の力の再興を願い、
各論の末尾に短歌を添えて論じる現代日本文化論集。

台湾、韓国、南北アメリカ、沖縄など、旅先で出会った人々や歴史の真実に触れながら、あらためて現代日本の文化状況を省みる随想と批評の一書。日本統治下を知る台湾の人々とカラオケを歌い、米空母艦上で日本の特攻隊員の死の意味を考え、童謡など日本の叙情歌に思いを馳せるなど幅広く論じながら、劣化した言霊の力の再興を願い、さらに現代のオナリ神論や「妹の力」に論は及ぶ。

定価:1,540円 (本体 1,400円)

判型:四六上

ページ数:264

発刊日:2011/03/15

ISBN:978-4-286-10075-3

ジャンル:小説・エッセイ > エッセイ > その他

著者プロフィール

昭和21年、大阪府堺市生まれ。
関西大学大学院法学研究科私法課程修了。
現在、主として歌作及び評論活動に従事。
加えて叙情歌、島唄等のライブ活動も行っている。
YouTubeなどで視聴可。

■主要著作
第一歌集『歌なればこそ』(短歌新聞社、平成11年)
第二歌集『歌なればこそII』(短歌新聞社、平成19年)

■主要論文
「現代法における身体観批判」(「思想」749号、岩波書店、1986)
「視覚障害者の読書(=身体)と著作権」(「ソシオロゴス」No.14、ソシオロゴス編集委員会、1990)

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