その鳥は聖夜の前に

片山恭一 (かたやまきょういち)

『世界の中心で、愛をさけぶ』から12年、
父との絆、病、そして別れを描いた愛の物語。

資料を集め、自分の人生を記録しようと最期の準備を進めていた父。葬儀のあと、遺された資料から私ができることは、父と家族の物語を紡ぐことだった──。戦中の朝鮮半島で生まれ、従軍、敗戦、そして結婚。趣味に生き、家族を困窮させた父だったが、そこには無骨な愛が隠されていた。大切な人との絆、逃れられない病、そして別れを正面から見つめた著者渾身のエッセイ。

定価:1,320円 (本体 1,200円)

判型:四六上

ページ数:190

発刊日:2013/10/30

ISBN:978-4-286-14454-2

ジャンル:小説・エッセイ > エッセイ > その他

著者プロフィール

1959年愛媛県生まれ。
福岡市在住。
九州大学農学部を卒業後、1986年「気配」で文學界新人賞を受賞しデビュー。

■主な作品
『きみの知らないところで世界は動く』
『世界の中心で、愛をさけぶ』
『静けさを残して鳥たちは』
『愛について、なお語るべきこと』
『死を見つめ、生をひらく』
など。

※この情報は、2013年10月時点のものです。

メディア情報

  • フリーペーパー

    2014年08月20日

    「palet 9月号」で紹介されました。

  • フリーペーパー

    2014年04月01日

    「freek vol.43」で紹介されました。

  • 新聞

    2014年02月04日

    「朝日新聞」で紹介されました。

  • 新聞

    2013年12月06日

    「西日本新聞」で紹介されました。

  • 新聞

    2013年11月30日

    「読売新聞」で紹介されました。

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