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書籍詳細：ぶっ壊ればあさん

ぶっ壊ればあさん

金子哲男（かねこてつお）

脳がぶっ壊れたからこそ、気づかされたことがある。
今を生きるための学びの一冊です

出血性の脳梗塞、肺炎、昏睡状態、回復のためのリハビリ──大正生まれの90歳になるばあさんだけど、脳がぶっ壊れたからこそ、気づかされたことがある。見えてきたことがある。維持装置に頼らずに、息子に支えられ、後遺症と戦いながら、肉体が死を迎えるその瞬間まで、今を生き続ける。そんな視点から見える世界は、未来を生きる者たちにも素晴らしい学びを与えてくれるだろう。

定価：1,320円 (本体 1,200円)

判型：四六並

ページ数：188

発刊日：2014/08/15

ISBN：978-4-286-15343-8

ジャンル：小説・エッセイ > エッセイ > その他

著者プロフィール

1953年千葉県生まれ。
古典流体の対相関関数の二相関関数和表現、非格子型パーコレーション、荷電粒子クラスターや非荷電粒子クラスターに関するフラクタル次元、二相関関数に基づく気液相転移解釈、などの理論的研究。
1年前より高密度量子流体の理論的研究を開始。
米国物理学会、The New York Academy of Sciences、The American Association for the Advancement of Science、米国化学会等の会員。
日本物理学会、日本化学会、日仏哲学会等の会員。
本書は何か参考になることがあれば幸いと考えて母の体験をまとめたものです。
最近、脳神経細胞に電気的刺激などを与え神経細胞の連結現象を発現させ麻痺を克服するニューロリハビリテーションに期待が高まっています（日本経済新聞2014年5月29日夕刊）。
神経細胞の連結現象は、母の壊れた脳神経組織内で生じる必要がありました。
その連結現象はパーコレーション現象の一つです。

■著書
『科学することと気づき物質に分け入る先人の道より』（文芸社、2009年12月15日）

※この情報は、2014年8月時点のものです。