【文庫】死刑台の微笑

麻野涼 (あさのりょう)

わずか三日間の間に、三人の少年によって四人が惨殺された。
法廷で暴かれる凶行とは!

三人の少年によって、ひとり娘を惨殺された母親は、娘の無念と悲しみを晴らすため、会社を辞して、地裁での意見陳述に全てを賭けた。地裁で、三人の裁判を傍聴し続けた母親は、娘を殺害した三人の凶行を知るにつけ、憎悪を増した。死刑判決を望む被害者の母に立ちはだかる、少年法。判決を有利へと導く加害者の弁護士たち。少年審判を抉る問題作!

定価:792円 (本体 720円)

判型:A6並

ページ数:340

発刊日:2014/10/15

増刷情報:2刷

ISBN:978-4-286-15830-3

ジャンル:小説・エッセイ > 小説 > サスペンス

著者プロフィール

1950年埼玉県生まれ。
早稲田大学卒業後、ブラジルへ移住。
サンパウロで発行されている日系紙パウリスタ新聞(現ニッケイ新聞)勤務を経て、1978年帰国。
以後、フリーライター。
高橋幸春のペンネームでノンフィクションを執筆。
1987年、『カリブ海の<楽園>』(潮出版)で第六回潮ノンフィクション賞、1991年に『蒼氓の大地』(講談社)で第13回講談社ノンフィクション賞受賞。
2000年に初の小説『天皇の船』(文藝春秋)を麻野涼のペンネームで上梓。
『GENERIC ジェネリック』『誤審』(徳間書店)など著書多数。
『死の臓器』『死の刻』(文芸社文庫)と精力的に書下ろしに挑戦している。

※この情報は、2014年10月時点のものです。

メディア情報

  • フリーペーパー

    2015年01月25日

    「Beginner 2月号」で紹介されました。

  • 新聞

    2014年12月01日

    「日刊両毛新聞」で紹介されました。

  • 新聞

    2014年11月05日

    「毎日新聞」で紹介されました。

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