【文庫】北からの使者

麻野涼 (あさのりょう)

小泉首相が平壌を電撃訪問の直後、在日の女性が惨殺された。
それは大陰謀の序章だった。

テレビでは連日連夜「小泉首相が平壌を電撃訪問」のニュースが報じられていた。その直後、横浜の寿町の市営アパートで老女が殺された。伊丹夏生は、元陸上自衛隊員で、除隊後、カレン族の解放軍の傭兵として戦っていた。焼肉店を経営する朴昇一は、密かに伊丹と連絡を取り、彼の帰国をうながした。伊丹は朴から、寿町で殺された母親のことを話され、殺人の動機となった手紙を見せられた!?

定価:792円 (本体 720円)

判型:A6並

ページ数:368

発刊日:2016/02/15

ISBN:978-4-286-17319-1

ジャンル:小説・エッセイ > 小説 > サスペンス

※本作品は当文庫のための書き下ろしです。

著者プロフィール

1950年埼玉県生まれ。
早稲田大学卒業後、ブラジルへ移住。サンパウロで発行されている日系紙パウリスタ新聞(現ニッケイ新聞)勤務を経て、1978年帰国。以後、フリーライター。高橋幸春のペンネームでノンフィクションを執筆。
1987年、『カリブ海の<楽園>』(潮出版)で第6回潮ノンフィクション賞、1991年に『蒼氓の大地』(講談社)で第13回講談社ノンフィクション賞受賞。
2000年に初の小説『天皇の船』(文藝春秋)を麻野涼のペンネームで上梓。
『死の臓器』(文芸社文庫)『死の刻』(文芸社文庫)『死刑台の微笑』(文芸社文庫)『誤審死』(文芸社文庫)と精力的に社会派ミステリーに挑戦している。
近著『隠蔽病棟』(文芸社文庫)は、医療の正義を問う問題作である。
『死の臓器』(文芸社文庫)が連続テレビドラマ化で話題に。

※この情報は、2016年2月時点のものです。

メディア情報

  • 新聞

    2016年04月20日

    「毎日新聞」で紹介されました。

  • 雑誌

    2016年04月05日

    「潮 5月号」で紹介されました。

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