乾坤往還 往相の巻
心と世を交錯する陰陽。
時代の底を見据え未来を模索し孤独に耐え紡ぐ追憶と思索の詩集。
人の心と人の世を交錯する陰と陽──。時代の底を見据え、未来を模索し、孤独に耐えて紡いだ「追憶」と「思索」の詩集。「雨上がりの少年期/空に虹でも架かりそうな/陽の照りだした昼下がり/街には誰も出ていない。/…略…/この世に僕はただ一人/誰をも邪魔せず、誰からも邪魔されず/スキップの気分で虹を探しに行く。」(『雨上がりの少年期』より)