続編 白いカラスとミコの護符 下巻
ハヤミと、彼を守り、魅了されている友達と大人たちとの物語。
グランドフィナーレ。
ハヤミ家の神子のご神託が昨年はなかった。それが心もとなく、「守り人」である大学生たちも、住職、宮司たちも不安な様子を隠せない。四神の動きが活発になり、結界を張って街の安全祈願に取り組む彼ら。そして明らかになる、ハヤミの謎。──神子をやめ、一人の人間として生きていきたいと願うハヤミ。繊細な主人公と、彼を守り、魅了されている友達や大人たちの壮大な物語が完結。