愛別の記

山名恭子 (やまなきょうこ)

見知らぬ男性が遺したノートから、
実の親の人生を辿る表題作含め三編の短編集。

身内だという見知らぬ男性が生前書き留めた記録により、実の親の深く哀しい人生の足跡を辿っていく表題作「愛別の記」では、仏教でいうところの“愛別離苦”を書きたかったという著者。このほか、人生の冬に向かう老境の夫婦と一人の老女の姿を描いた「冬構」、静かに人生を終える老人を思い出の山椒の香りと絡めて描いた「山椒」、珠玉の三編を収録した短編小説集。

定価:1,320円 (本体 1,200円)

判型:四六上

ページ数:148

発刊日:2019/09/15

ISBN:978-4-286-20896-1

ジャンル:小説・エッセイ > 小説 > その他

著者プロフィール

1934年、東京都生まれ。
岐阜県在住。
岐阜大学学芸学部国文科二部修了。
1955年〜1989年、教職。
1990年〜1996年、俳句結社「日輪」所属。
1995年、「長良文学の会」入会。
中部ペンクラブ会員。
「長良文学」同人。

※この情報は、2019年9月時点のものです。

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