【文庫】三叉路ゲーム

麻野涼 (あさのりょう)

警察官の娘が誘拐された。それがゲーム開始の合図だった。
社会派ミステリー作家の力作!

国立警察署に勤務する警部補の小学2年生の娘が青梅鉄道公園で誘拐された。犯人からの指示で、警部補は新宿駅から東京駅、さらには新幹線で新横浜駅まで移動させられ、ホームにあるロッカーの中からメッセージを取り出す。そこには〈三叉路ゲームスタート〉とだけ書かれていた。捜査が進むにつれ、次第に過去の“あの事故”があぶり出されてくる。社会派ミステリー作家の力作!

定価:880円 (本体 800円)

判型:A6並

ページ数:424

発刊日:2021/08/15

ISBN:978-4-286-22708-5

ジャンル:小説・エッセイ > 小説 > ミステリー

著者プロフィール

1950年埼玉県生まれ。
早稲田大学卒業後、ブラジルへ移住。
サンパウロで発行されている日系紙パウリスタ新聞(現ニッケイ新聞)勤務を経て、1978年帰国。
以後、フリーライター。
高橋幸春のペンネームでノンフィクションを執筆。
1987年、『カリブ海の〈楽園〉』(潮出版)で第6回潮ノンフィクション大賞、1991年に『蒼氓の大地』(講談社)で第13回講談社ノンフィクション賞受賞。
2000年に初の小説『天皇の船』(文藝春秋)を麻野涼のペンネームで上梓。
以後、『死の臓器』『死の刻』『死刑台の微笑』『誤審死』(以上、文芸社文庫)など、社会派ミステリーを精力的に発表している。
2015年には臓器移植の闇と医療の倫理を描いた『死の臓器』がWOWOWの連続ドラマになる。

※この情報は、2021年8月時点のものです。

メディア情報

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    2021年09月25日

    「Buzz 10月号」で紹介されました。

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