多発性硬化症と歩んだ40年
20代で発症した難病。何を選び、何を諦めてきたのか。
支えてくれた方への感謝を綴る。
《人生にはさまざまな選択肢があります。でも、残念ながら自分の病気を選ぶことはできません。この病気じゃなくて、あの病気の方が良かったと思っても、自分自身に選択肢はないのです。ですが病気になった自分がどのような道を歩んでいくか、どう生きていくか、という選択肢は、自分自身にあると私は思っています》20代で発症した難病。支えてくれた方々への感謝の気持ちを綴る。