私訳 ランボーアンソロジー
曙光もまた鳩の群れ/昔日の人と幾多の出会い──
象徴詩を胸に、ランボーを訳す。
叡知は暴君の新たな成果と悪魔を示す/終末は第一原因を崇拝することを廃止する/クリスマス現世にて、夢にとりつかれ天の行進曲を歌う/永遠の隷属が、生命を地獄に落とされないように(「朝④」より)──「象徴詩」を胸に、ランボーの詩を訳す。「前回訳のボードレールは12歳で接したが、アルチュール・ランボーとラディゲの『肉体の悪魔』とは、(永遠)17歳で、歪まない」