或る外科医の一代記
外科医として日本医療の教育・研究・診療に明け暮れた
来し方を振り返り人生を総括する。
外科医として日本の医療行政に携わろうと上京、医学部に学んだが、医学部に発した1960年代の大学紛争の渦中にあって日本に幻滅し、北米の研修体制下で学び直す。帰国して医科大学の呼吸器外科教室の立ち上げに従事し、紛争時代に主張した論点を踏み外さず、教育・研究・診療に明け暮れ、定年後は地域医療に邁進する。来し方を振り返り、思うところを纏め、そして人生を総括する。