生きていて良かった
戦争、難病、家業の倒産。
苦難を乗り越え、今は穏やかな日々を送る女性の人生とは。
著者は太平洋戦争中に生まれた。出征した父は南方で戦死し、遺骨も還らなかった。高校卒業後は保育士をしていたが、結婚を機に一旦退職。その後、義父の要請もあって建設・不動産業に従事することに。時代の変化で住宅メーカーが台頭する中、なんとか耐えてきたが、リーマンショックでついに倒産してしまう……。難病による命の危機を乗り越えて穏やかに暮らす今、波瀾の人生を振り返る。









