短調の春影

SeReine Junco Kobayashi (せれーぬじゅんここばやし)

折り重なると人の重みは感じられるか?
──深淵から80編の象徴的な詩を刻む。

「あなたの前に立ちはだかった氷の門に/涙の日を移しかえ/呪縛が解かれよう/くびれた体型に/時代を表象した/白日の歪曲線さよ/そんな中に一人純粋無垢/天使のなげきを/激動へと運搬する/黙示録に追撃され/使役や苦心を含み/口元へと、さらに/追放された第3の眼のみが/帰り来ぬ君に/視力を贈る」───深淵から80編の象徴的な詩を刻む。詩集第8作。

定価:1,870円 (本体 1,700円)

判型:四六上

ページ数:100

発刊日:2023/12/12

ISBN:978-4-286-24755-7

ジャンル:詩集・俳句・短歌 > 詩集 > 自己

著者プロフィール

京都市出身。
2003年、カトリック河原町教会にてSeReine Juncoの名で洗礼をうける。
2004年、日本大学文理学部哲学科卒業。
珠算1級、簿記1級、秘書検定3級、商業事務上級。
日美展レタリング入選、講談社フェーマススクールお花の絵準入選。
池坊華道免状。
実母の京手描き友禅を手伝っていた。
著書に『深層におべっかを』(カギコウ、1991年)、『至純』(サンパウロ宣教センター、2007年)、『夢響』(文芸社、2015年)、『至純』(文芸社、2016年)、『悩める天使の声』(文芸社、2017年)、『私訳 ボードレール「悪の華」より、また、ルクー「3つの詩」』(文芸社、2018年)、『熱情パーカッション』(文芸社、2019年)、『私訳 ランボーアンソロジー』(文芸社、2021年)、『詩は絵想を奏でる』(文芸社、2022年)がある。
京都市在住。

※この情報は、2023年12月時点のものです。

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