しばしの別れ

わたしはきかんしゃシリーズ W

好郷えき (こうざとえき)

しゃべる機関車が心を揺さぶる物語。
別れの向こうに走り続ける勇気を描く長編小説。

古びた蒸気機関車が語るのは、乗務員との日々や別れの痛み、そしてなお走り続ける理由。過酷な路線や思わぬトラブルに翻弄されながらも、一枚の手紙が機関車の心を奮い立たせる。仲間たちとの絆や挫折を通じ、人と機械の境界を超えて交わされる思いが胸を打つ長編小説。愛と別れ、挫折と再生を繰り返しながら、今もなお懸命にレールを駆ける姿が読者の想像力をかきたてる。

定価:550円 (本体 500円)

判型:A6並

ページ数:92

発刊日:2025/06/15

ISBN:978-4-286-26354-0

ジャンル:小説・エッセイ > 小説 > ファンタジー

著者プロフィール

1991年、東京都生まれ。
人の心を持つ機関車アビーとその機関士の日常を描いた『わたしはきかんしゃ』『わたしの優しい機関士』『わたしの鉄道、行き交う機関車、はたらく人々』(いずれも文芸社刊)を手掛け、本巻は同シリーズの第4作目となる。
今作について、「支線を飛び出し、本線の中央駅まで疾走したアビーですが、機関庫や工場の待避線など、どこかで停車している描写が多いため、機関車の彼女としては走り足りないかもしれません。ただ、その分、目の前の出来事や周囲の人たちの心情に、心の声が止まらない彼女を楽しんでいただけたらと思います」と語る。

※この情報は、2025年6月時点のものです。

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